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ユニオンの閉鎖性と次世代への可能性

水曜日の夜にユニオンの数人が参加する飲み会があった。

ユニオンを仕切っている人ともお話をしたなかで
思ったことを書き記してみることにする。

一番最初に思うのはユニオンの人たちは
人間味にあふれていて
すばらしい人たちだと思う。
「話をしてくれれば、相談に乗るし。知っていることを話すよ」
こんなことを言ってくれる人たちだから
温かいなと思う。本心から。

でも、見方を変えると実はそうでもないのかなと思ったりする。
現在のユニオンは、上記のコメントのように
「話をしてくれれば、対応する」っていうスタンスが非常に多い。
つまり、話をするっていうモーションがない限りは
まったくのノータッチ。
そう思うと、かなり冷たい一面もあるような気がしてきた。

人は、
自分にとって必要である情報なら関心があるし
人に聞いてでも情報を手に入れようとするだろう。
でも、
自分にとって必要であると感じていない情報はそもそも関心がないので
人に聞こうというモーションすら起こそうとはしない。

現在、ユニオンが抱えている根本的な問題は
この辺りにあると思う。

「聞いてくれれば、私たちも全力をつくす」ではなく
「聞いてくれるように、私たちが全力をつくす」というスタンスが必要なんじゃないだろうか。

その聞いてもらうための方法としては
基本的に持っている情報を、惜しみなく提供するってのも効果的な気がする。
例えばだけど、そういった情報をサーバーなどに保管して誰もが
いつでも好きなときにアクセスできるようにするってのも重要なことかもしれない。

でも実際のユニオンは情報はどこかで統制されていて
一部の人間しか情報にアクセスできていない。

どうしてサーバーなどに保管しないのかと聞いてみると
どうやら、情報漏えいの可能性があるためらしい。
だけど普通に考えて不思議だなと思う。
口伝だろうが漏えいするときは漏えいするはずだし
周知が徹底すれば、それが漏えいする可能性は高まる。
サーバーだから漏えいしやすいってものでもないと思う。

とすると、ユニオンは情報を共有して
みんなで組織を強くするという意識より
一部の人だけが情報を有していて
その人たちが組織を運営しているっていう感じが否めない。
ある意味かなり閉鎖的かもな。

ここまで書くと
なんだか、ユニオンの活動を推進しようとしている一人におもわれちゃうかもしれないけど
僕はユニオンそのものの活動自体に興味がない。
だから、これを手助けする気はさらさらない。

ユニオンの活動自体が
本来の目的である職場環境の向上だけにベクトルが向かっているならば
手助けしてもいい気がするが
高度に政治的な部分、例えばとある政党などに傾いた活動などがあるから
手助けする気がおこらない。

確かに、ユニオンの活動は
一部の政党の援助があるのはわかる。
けど、そういった政党に対して、
ユニオンの上層部が集会などに動員を要求したりするのはおかしい。
ユニオンの構成員一人一人が
その政党に対して感謝し、自発的に集会に参加するのなら理解できるのだが。

いやいや動員される人が増えているから
ユニオンの活動に参加したくもなくなる。
実際に私もその一人だ。

そういえば面白い記事を見つけた
以下に抜粋する。
※参照元 http://www.rengo-news.co.jp/home/topics051029.htm

051025・組合必要、でも参加には消極的/連合青年意識調査報告/「デモ」「ガンバロー」はやめて!

 連合が結成以来初めて実施した青年意識調査の報告書がこのほど発表された。組合を必要とする意見が九割を超える一方、活動参加には一般組合員ほど消極的で、組合からのていねいな説明が不足しているとの指摘も少なくない。民主党への期待感が薄いことも明らかになっている。
 調査は今年初め、三十五歳以下の連合組合員五千人を対象に実施し、七割から回収した。回答者の九八・八%が正社員で、労組役員経験者は七三・四%。
 労働組合の存在意義を聞いたところ、「必要で加入していたい」と考えている人が八八・七%と圧倒的に多く、「必要だが加入していたくない」が五・九%、組合が不必要と考えている人は四・一%に過ぎない。この傾向は役員も一般組合員も同じ。
 組合がなくなると何が起こるかという設問に対しては、「賃下げ」が七二・五%で、「不払い残業の増加」五九・六%、「不当解雇の横行」五六・八%、「休暇が取れなくなる」五一・四%、「経営チェックが困難に」四三・一%と続く。
 しかし、運動への参加意欲では、役員と一般組合員とで大きく異なる。「参加したい」と答えた人は男性の職場委員クラスで六二・二%、執行委員クラスで七四・五%あったのに対し、役員経験のない一般組合員は約半分の三五・三%にとどまった。女性も同様の結果だった。

●組合は説明不足だ
組合の活動スタイルについても聞いた。「続けるべき活動」では「春闘」が五〇・五%と断然トップ。「組合員教育や学習会」「機関紙など組合ニュース」「集会」が三割前後で並んでいる。
 「やめた方がいい活動」は「デモ行進」四三・二%が最多で、「ガンバロー三唱」「ストライキ」「メーデー」「特定政党や候補者の支持・支援」が多い。役員経験者の方がより批判的に見ている。
 自由記述欄には、「組合が何をしているのかわからない」など丁寧な説明の不足を指摘する声が目立つ。「上から見下ろすだけでなくもっと見回るべき」「手法、人、頭が古い」「皆で集まって『エイエイオー』など前近代的」など厳しい意見も寄せられている。

●民主党に期待薄
 連合についてのイメージを選択式で聞いたところ、
「労働者の権利を守る活動をしている」が約四割あるものの、「大企業中心の活動」「政治家や特定政党と関係が強すぎる」「何をしているか知らない」が三割前後。「開放的で革新的な活動」は三%だった。
 政治活動とのかかわり方では「推薦候補の動員には参加したくない」が五九・三%。「民主党が政権をとっても変わらない」と考える組合員も五三・七%で過半数に達している。連合は、役員を含めて民主党支持への疑問が少なくない点には留意する必要があるとしている。

ああ、この記事はまさしくそのとーりかもって思う。
大体僕が感じていることと同じようなことを多くの人が感じているらしい。
ユニオンは本当に説明不足だと思うし、やめたほうがいい活動が山ほどあると思う。

説明不足に関しては
さっきも書いたけど、情報が蓄積されててもアクセスできる人が限られているのが問題かも。
情報にアクセスできないと人間って思考しようとすらしないんじゃないかなぁ。

例えば、今年も春闘をがんばろーと言われても
その春闘が今までどのように運営されてきたのか
僕らはその情報にアクセスできない。
だから、そこで思考が停止しちゃうんだよな。

後は、やたらと略語が多かったり、みんな知ってるでしょ?的な感覚で
お話をしちゃう点も問題かも。
春闘って言っても、初めての人は何のことかさっぱりわからないんじゃないか?
そういった気配りがちょっとかけてるなって思う。
なんつーか、今までいる人は当たり前でも
新しい人には未知の世界なんだってことを感じてほしいかな。
毎回やってるビラ配りでも
初めての人がいるかもしれない。
そういった感覚がどうやらユニオンにかけてる気がする。

で、いろいろ考えていたら
組合活動をブログなどで公開しているところがあったのでメモ。
トヨタの労働組合
コナカの労働組合

さらにブログではなくSNSを利用したところも発見。
NTT労働組合

ブログにしてもSNSにしても
情報を蓄積することができる点と、アクセスが容易な点はかなりすばらしいなと思う。
それにエコロジーだし。
時間や場所の制約を受けずに、自分のペースでいろんな物事を考えられるから
うまく行けば討論も今より活発になるかもしれない。

まぁ、ブログやSNSについては
若者が好むけど、ちょっと高齢の人には理解できない部分も多いかも。
けど、組合の今後を支えるのは、今の若者たちだという思いがあるなら
若者たちに合わせていくっていう方法も正しい気がしたりする。

僕が求めているのも
ユニオンのSNS化なのかもしれないな。
青年部の情報共有としてOpenPNEとか使ってみるってのもありえるかも。
OpenPNEは一度使ってみたいんでいじってみたい。
ただ、今月も仕事やら私事やらで、土日がほとんどあいていないので
サーバーへのアップは年末の休みになるかな。
年末は連休長いしXOOPSもいじってみたいけど、どうなることやら。

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