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有害鳥獣捕獲隊の補助員

NHKのニュースでもやっていたけど
僕もこのうちの一人だったりする。
でも、個人的に僕は動物たちを殺すのは嫌だ。

そんなことを考えていたら
小さいころ、牛肉を食べられなくなったことを思い出した。

実家の近くに昔、牛舎があって
毎週母と散歩して牛にわらをあげるのが楽しみだった。

そんなある日、自分があたりまえのように食べている肉が
牛を殺したものからできていることを知った。
僕は泣き出して、牛肉が食べられなくなった。
そんな僕に親はこんな風に説明してくれた(ように記憶している)。
「ちゃんと食べなさい。
 そして、牛さんの分もちゃんと生きるんだ」と。

それから、植物たちのことも知った。
普通に食べているトマトやきゅうりも生き物で
僕らはそれを食べて生きているんだと。

僕はいろんなものの犠牲の上に成り立っていて
だからこそ自殺なんかできないなとか
子供なりに考えていたことを思う。

犠牲・・・
有害鳥獣とみなされ駆除される動物をみると
僕も本気で悲しくなる。
できることなら、駆除などしないで仲良く暮らしていけたらいいと思う。
でも、それがままならないのが現実なのだ。

農業の実態を知らない人はきっと
僕らのことを否定的に見るだろう。
その気持ちもわからないではない。
でも、どこか他人事だからそんなことがいえるんだと思う。

「農家の人が生きるか死ぬかの瀬戸際」だってことを理解しているんだろうか。

農業で生計を立てている人にとって
何ヶ月も手塩にかけて育てた作物が食い荒らされてしまったら
本気で死活問題になりかねないんだってことを理解しているんだろうか。

僕らを否定する前に
できることなら、ちゃんと農家の人々の本当の声を聞いて欲しい。
そんな風に思った。

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